拍手その5
どーでもいいこと。その1
夏樹 「昇。お前、どうして俺たち呼ぶ時に敬称がついてるんだ?」
春樹 「そうだよね。僕となつくんとのんちゃんって一つしか変わらないのに」
昇 「春兄が言ったじゃん。『一歳の差でも年上ならちゃんと敬え』って」
春樹 「あれ? そうだったっけ?」
昇 「自分が言ったくせに(ジト目)」
夏樹 「言うほうも言うほうだが、律儀に守る方も守る方だな」
昇、春樹『…………』
どーでもいいこと。その2
まりい「ショウ、運び屋って何?」
ショウ「お前、あれだけ一緒に旅しておいて……」
昇 「あ。でもそれオレも知りたいと思ってた」
ショウ「……運び屋というのは、要人の依頼を受けた人物が特定のものを調査したり運んだりするんだ」
昇 「へー。じゃあ秘密工作員みたいなやつ?」
ショウ「少し違う。さすがにそれだけじゃ生活が成り立たないから文字通り書物や荷を運んで生計をたてることもある」
まりい「じゃあ郵便屋さんなんだ」
ショウ「……場合によっては危険な場所に赴かないといけなかったり、依頼の品自体が物騒な場合もあるから、それなりに腕がたたないとやっていけない。
最近は危険な仕事は選ばないようにしてるけどな」
まりい「ショウってすごかったんだ」
ショウ「だから、お前、俺をなんだと――」
昇 「でも地球だと天然カナヅチなんだよな」
ショウ「…………」
どーでもいいこと。その3
春樹「ふと考えたんだけどさ。僕らってちゃんと歳とってるの?」
夏樹「知らん」
諸羽「作者が言ってたけど、サザエさん方式でいくって」
春樹「えー!? じゃあ僕永遠の十七歳!?」
夏樹「十六歳とも考えられるけどな」
諸羽「あ、でもボクは話の都合上、年齢変更もありみたい」
皐月「……そうなの」
諸羽「おねーちゃん嬉しそう」
皐月「あ、あたしは別に」
夏樹「……?」
どーでもいいこと。その4
シェリア 「ねぇ、ノボル。どーしてそんなに髪の毛気にしてるの?」
昇 「ナニヲオッシャイマスヤラ」
シェリア 「またカタコトになってるわよ」
昇 「キニシナイデクダサイ」
シェーラ 「一番気にしているのはお前だろう」
諸羽 「で? ほんとのところはどうなのさ?」
昇 「いーだろ別に(そっぽ向いて)」
諸羽 「過去に何か嫌なことがあったとか?」
昇 「…………」
アルベルト「図星のようですね」
昇 「…………実は」
全員 『実は?』
昇 「あーっ! ダメだ! 言えない(頭をかきむしって)!」
シェリア 「……本当に過去に何があったのかしら」
どーでもいいこと。その5
彼女「本当にやる気なのかしら」
彼 「今回はお試し版ってとこみたいだぜ?」
彼女「……作者よくやるわね。本当に浅はかなんだから」
彼 「今思ったけど、お前ってあの人以上にきつい性格なんじゃ」
彼女「悪かったわね」
彼 「だから俺がいないとな。ハニー」
彼女「おねがいだからハニーはやめて(真顔で)」
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