二月十三日だよ。たぶん。

昇    「何? これ」
アルベルト「懐かしいですね。まるで十数年ぶりかのような」
昇    「変わってないよな。リアルにいう癖(汗)」
アルベルト「本来ならば作者が一番はじめに創作していた文章サイト『二月十三日。(にがつじゅうさんにち)』の設立日が今日にあたるのですが、時が流れて再度サイト名を変えて設置したのが『五月十八日。(ごがつじゅうはちにち)』」
昇    「その関係で今日だけでも何かやっておこうってなったわけか」
アルベルト「正確には十三日どころか十四日になりそうですけどね」
伊織   「それよりもまずはあなたのお誕生日をお願いするべきじゃないの?」
昇    「えーと、あんたは……」
アルベルト「宮本伊織さんですね。登場作品は『白花(シラハナ)への手紙』になります」
伊織   「解説ありがとうございます(この人、初対面なのにどうしてわたしのこと知ってるんだろう)」
リザ   「細かいことは気にしない方がいいよ。ここはなんでもありだから♪」
伊織   「そういうものなんですか?」
昇    「……ソーイウモンデス(遠い目)」
アルベルト「ちなみに伊織さんが言っているのは不肖の弟子(昇)の誕生日のことをさしています。サイトの設立日=主人公の誕生日とはなんとも安直ですね」
昇    「それ絶対俺のことディスってるだろ」
アルベルト「おや。あなたも最近の言葉を使えるようになったんですねえ。無理矢理感はいなめませんが」
昇    「アンタは本当にいつまでたっても極悪人だな」
アルベルト「お褒めにあずかり光栄です(にっこり)」
リザ   「はいはい、じゃれあいはそこまで。
      とりあえず今回は生存報告もかねてのご挨拶ってところかな」
伊織   「海のお兄さん、そいうものなんですか?」
昇    「ソーイウモンナンデスカ? ウミノオニーサン(ジト目)」
リザ   「そーいうもんなんです♪」
アルベルト「しばらくは『白花への手紙』がメインになりそうですね。どこかの海のお兄さん、もしくはその娘の話は片手間に」
昇    「本当に不定期になるからわからないけどな」
アルベルト「そもそもはパソコンがメインサイトだったのにいつの間にか携帯電話の世代になりかわっていますからね。時の流れは早いものです」
昇    「その言い回し自体が時代遅れ――(その後、声もなくばたり)」
伊織   「……今、何か見えたような」
アルベルト「気のせいですよ(さわやかに。背後にはお久しぶりのあれ)」
リザ   「携帯電話(スマホ)だと読みにくい部分もあるから少しずつ直していくだってさ。気長にまっててね」
全員   『皆様これからも、五月十八日。をよろしくお願いします』


昇    「十年もたつのに、なんで俺ばっかりこんな目に(ぱたり)」