主従に教えてっ!? 20の質問☆ アルベルト編
1...まず、お名前と立場をどうぞ☆
昇     「大沢昇です。不本意だけど、極悪人の弟子ってことになってる」
アルベルト「アルベルト・ハザーと申します。空都(クート)にて神官をやっております。以後お見知りおきを。主従ですか? もちろん師匠――主です(爽やかな笑み)」
2...年齢・容姿などを教えてください。
昇     「15歳。容姿はいたって普通……と思う」
アルベルト「23歳になります。容姿ですか? 人にはよく『まさに聖職者』と言われていますが」
昇     「確かに黙ってつっ立ってればそーなるな」
3...質問に答える心意気を語ってください。
昇     「不満なら言うぞ。むしろ言わせてください」
アルベルト「そうですね。皆様のお気に留まれば幸いです」
4...一日だけ立場が逆転したら、あなたはどうしますか?
昇     「買い物に行かせる。料理させる。炊事、洗濯させる。壷(つぼ)で殴る!」
アルベルト「相変わらず志が低すぎますねえ」
5...主人(従者) を、花に例えると?
昇     「ラフレシア。もしくはウツボカズラ」
アルベルト「名もない雑草じゃないんですか(ひどい)?」
昇    「いかにも凶悪そうなところとか、一見害はなさそうでとんでもない猛毒なところとか。どこからどう見ても師匠だろ」
アルベルト「踏まれても、千切れても根強く残っているんですよね。まさに弟子そのものです」
6...主人(従者) が恋の病にかかったら、あなたはどうしますか?
アルベルト「生温かい笑みを送りますね。一度手ひどくやられていますから。おや、失礼。二度目になりますか?」
昇     「るせーーーー(涙)!」
7...主人(従者) を動物にたとえるとしたらなんですか?
アルベルト「犬ですね。てひどくやられてもすぐ帰ってくるんですよ。弟子は従順に限ります(笑顔でにっこり)」
昇     「アンタが笑顔で脅迫するからだろーが!」
8...二人一緒に溺れてしまいました、浮き輪はひとつしかありません。どうする?
昇     「迷うことなくつかまる。極悪人は足で蹴落とす」
アルベルト「もちろん自分用です。弟子ですか? もちろん置いていきます。かわいい子には旅をさせろと地球のことわざにもありますから」
9...主人(従者) が気づいていないクセを、こっそり教えてください。
昇     「……たまに一人称が変わってる。目が笑ってないから怖いです」
アルベルト「そうですか?」
10..主人(従者) が水浴びしています。あなたはどうしますか?
アルベルト「生憎そのような趣向は持ち合わせていませんから。そうですね。次の生け贄――もとい、資金探しの場所を探してみましょうか」
昇    「本音だな? 今さらりと本性現したな!?」
アルベルト「ご想像にお任せします(人好きのする笑みで)」
11..あなたの手には銀の耳飾と金の指輪があります。どちらを主人(従者) につけますか? シチュエーションを交えて教えてください。
アルベルト「首輪があるのならつけてるでしょうね」
昇    「それ変態だから(大汗)」
アルベルト「冗談に決まってるじゃないですか」
昇    「お前が言うと冗談に聞こえない(汗)」
12..主人(従者) におつかいを頼まれました。なんのおつかいですか?
昇    「金かせいでこい、料理しろ、その他もろもろ。最近は剣の修行もするようになったよな」
アルベルト「そのくらいできないと私の弟子は務まりませんから」
昇    「……アンタって聖職者だよな(疑惑の眼差し)?」
アルベルト「そうですが。何か(いい笑顔)?」
13..主人(従者) が涙目で『実は、隠していた秘密が……』と言い出しました。なにを言われました?
アルベルト「『実はこれ、カツラなんだ』とおもむろに髪を――」
昇    「そのネタはもういいっつってんだろ(マジギレ)!」
アルベルト「シェリアに先をこされていましたか。残念です」
昇    「アンタにはないのかよ(ジト目で)」
アルベルト「そうですねえ。……実は、俺はお前と兄弟だ。かつ一人の女性をめぐって争っていたことがある、というのはどうでしょう」
昇    「マジ!?」
アルベルト「冗談に決まってるじゃないですか(あっけらかんと)」
昇    「頼むからそーいうタチの悪い冗談やめろって(汗)」
14..突然主人(従者) が倒れてしまいました。そんな時あなたは、膝枕派? お姫様だっこ派?
アルベルト「どちらもしません。その場に放置しておきます」
昇     「どっちも嫌だ。まあ、念のために術を使うか病院に連れては行くだろーけど」
15..ずばり聞きます。主人(従者) の衣装を隠し持っていますね?
アルベルト「そんなもの持っていてどうするんです(ため息ついて)」
昇     「前に神官服無理矢理着せられてシェリアの護衛騎士にさせられた(第一章にて)」
16..あなたの主人(従者) が、夜逃げしました。原因は何だと思いますか? そして、どうしますか?(探すとか、待つとか)
アルベルト「何が原因なんです(大真面目に)?」
昇     「アンタの人使いが荒すぎるからだっっ(涙)!」
17..貯金してますよね? なにに使うんですか?
アルベルト「たいした持ち合わせはありませんよ。必要最低限な金額だけ持ち合わせていれば充分ですから。可愛い弟子が資金調達に行ってくれますので」
昇     「そーやってオレを変な場所に送り込むのか」
18..女装(または男装) が似合うのはどっち? 過去に経験があるなら、そのエピソードも教えてください。
アルベルト「弟子とは違ってそんな趣味はありません」
昇    「オレだってんな趣味ねーよ!!」
アルベルト「そうなんですか? てっきりあなたの趣味かと(第三章にて)」
昇    「違うっつってんだろ!!」
19..舞踏会の夜、あなたの主人(従者) が壁の花になっています。さて、どうしますか?
アルベルト「放っておきます」
昇     「指差して笑う」
20..さて、ラストです。朝、目が覚めたら、これまで経験していたことが、全て夢だったと分かりました。じゃあ、あなたは今なにしてる?
昇     「どうもありがとう。すべてはこの日のためにあったんだねと、全ての生きとし生けるものに祈りをささげます」
アルベルト「夢にはさせませんよ。少なくとも約束を果たすまでは――な」
お題はこちら。



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