1...あなたのお名前は
シェリア「シェリア・ラシーデ・ミルドラッド。ミルドラッドの第一公女」
昇 「第一って一人しかいないじゃん」 シェリア「そうとも言うわね」 昇 「そうとしか言わないって」 |
2...あなたが拾っちゃった地球人の名前を教えてください
シェリア「昇」
昇 「もうちょっと具体的に」 シェリア「じゃあ、オーサ・アルテシア?」 昇 「頼むからそれは言わないでください(涙)」 |
3...最初にその名前を聞いたとき、どう思いました?
シェリア「変な名前」
昇 「普通の名前だろ」 |
4...何歳ですか
シェリア「十五歳。本編だと十六歳になりました(胸をはって)!」
昇 「年上だったんだよな」 シェリア「気にしてたの?」 昇 「別に(ぷいっと)」 |
5...拾っちゃった地球人は同じくらいの年齢ですか
シェリア 「お城の庭で目をまわしてたわよね」
昇 「顔面にボールくらったんだ。仕方ないだろ」 |
6...顔立ちはあなたの世界と似てますか、それとも激しく違ってますか
シェリア 「髪と目の色が珍しいわね」
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7...いい顔してるなあと思います?
シェリア 「四十人中十七番目の」
昇 「悪かったな。美形じゃなくて(涙)!」 アルベルト「ちなみに女性だと四十人中十一番〜七番目の美形らしいです」 昇 「……なんで順位が上がってんだ?」 シェリア 「女装似合ってたわよ。オーサ・アルテシアさん?」 昇 「過去の古傷をえぐらないでください(涙)」 |
8...今すぐもとの世界に帰してあげてください
シェリア 「自分で勝手に行って帰ってきてるもの」
昇 「そうせざるをえないんだ」 |
9...食事や文化、地球とは相当違うと思いますが、地球人は何に驚いてましたか
シェリア 「アタシが公女だってこと。失礼するわね」
昇 「初対面が悪かったんだ」 |
10..地球人に恋しちゃいましたか。それとも恋しかけちゃってますか
シェリア 「言ってあげない。一人で買ってにハゲてなさい」
昇 「なんでそこで髪を持ち出すんですか」 |
11..恋しちゃってる方。異世界人という物珍しさから興味を引かれているだけで、恋じゃないとか考えなかったんですか
シェリア 「実際そうだったもの。あとアルベルトが雑用係ができたって手放しで喜んでたわ」
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12..あなたの容姿はファンタジーの王道ですか
シェリア 「普通じゃない?」
昇 「そこそこ王道だろ。金髪でお姫様だし」 シェリア 「いつの時代のファンタジーよ」 |
13..あなたの性格はファ(以下同文)
シェリア 「それこそわからないわ」
昇 「普通のお姫様とは違うだろ」 |
14..地球人は元の世界に帰りたいと言ってますか
シェリア 「勝手に帰ってるもの。こっちに戻ってきたら雑用係よね」
昇 「だから帰りたいんだ」 |
15..あなたは帰したくないですか
シェリア 「……そうね。少しは落ち着いていてほしいわよ」
昇 「…………」 シェリア 「顔が真っ赤ですわよ? 騎士様」 昇 「るせ(そっぽを向いて。顔赤い)」 |
16..15で「はい」と答えた方に
男性の方:抱きしめて囁きボイス使って「帰したくない。ずっと俺のそばにいてくれ」とか今すぐ言ってみてください 女性の方:そばに寄りつつ上目づかいで、更に涙を浮かべて「あなたに二度と会えなくなるなんて、そんなの耐えられないよ。お願い、そばにいて」とか言ってみてください シェリア 「あなたに二度と会えなくなるなんて、そんなの耐えられません。シェリアからのお願いです。
お願い、どうかそばにいてください」 昇 「…………(のどをごくり)」 アルベルト「いけませんねえ。その後『つきましてはこの書類にサインをしてくださいませ』ですよ」 シェリア 「いけない。ツメが甘かったわ」 アルベルト「まだまだ精進が足りませんね」 シェリア 「本当。気をつけなきゃ」 |
17..地球人の反応、どうでした?
シェリア 「固まってるけど」
昇 「……(演技だとはわかってる。けどこの状況を一体どうしろと)」 |
18..15で「いいえ」と答えた方、一緒にいないほうがあなたの精神衛生上非常によろしいかと存じますが
昇 「……(これくらい、いーよな)」
シェリア 「……え(だんだん顔が近づいてきて)?」 昇 「…………(あとちょっとというとことで止まる)」 アルベルト「人の目の前で勝手なことはしないでいただきたいものですね(手には壷が)」 昇 「まて! それは――(鈍い音と共に撃沈)」 |
19..地球人は命を狙われたりしてますか
シェリア 「たった今(床にのびてる主人公)」
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20..「俺が守ってやる」とか「一緒に戦う」とか言ったりしました?
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21..それを王道と人は呼ぶ
シェリア 「じゃあもう一度言って」
昇 「…………(顔真っ赤)」 シェリア 「どーなの(じーっと)?」 昇 「…………。 俺がそばにいるから。だから、シェリアもそばにいてください」 シェリア 「はい(嬉しそうに)」 アルベルト 「あなたもそんな台詞を吐けるようになったんですねえ(しみじみと)」 昇 「るせーーーーーっ(真っ赤)!」 |
22..王族の方ですか
シェリア 「ミルドラッドの第一公女」
アルベルト「補足説明させていただくとすれば、カザルシアという国家の一領主の娘ですね。 領主とはいっても王都のリネドラルド(まりいの母がいた場所)に次ぐ大都市を治める方ですから。実質、姫君と言っても差し支えはないでしょう」 |
23..22で「はい」と答えた方、仕事しなよ
シェリア 「簡単な料理くらいならできるわ。昇には劣るけど」
アルベルト「よかったですね。将来の夫が有能で」 |
24..22で「いいえ」と答えた方、暇なんだね
アルベルト「掃除、洗濯、家事。無駄な経費をとことんおさえることができますよ」
シェリア 「確かに画期的ね」 昇 「あの。俺の意志は無視ですか」 |
25..戦いに自信はありますか
シェリア 「術なら使えるわ。アルベルトに教わったもの」
アルベルト「そうですね。一般のそれよりも扱いは上手なんじゃないですか?」 |
26..魔法は使えますか
シェリア 「さっき言った通り」
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27..どうして凡人は地球人を拾わないんでしょうか
シェリア 「拾ったというより勝手に降ってきた、かしら」
アルベルト「そうですね。落ちてきたんですよ。あれは」 昇 「お前ら、本気で言いたい放題だな」 |
28..言葉は通じますか
シェリア 「通じたわ。むこうが勝手に覚えてたもの」
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29..28で「はい」と答えた方、よかったね
昇 「あのー。作品も終わったことだし、俺の待遇について考えてみてもいいと思うんですけど」
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30..28で「いいえ」と答えた方、通じないのが普通なんです。異世界なんだから
アルベルト「無理です」
シェリア 「無理ね」 昇 「……(しくしくしく)」 |
31..覆水盆に返らず。地球人に対して何やらかしましたか
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32..あなたから見て地球人はこんな人
シェリア 「世界一カッコ悪くて、でも世界一大切な人」
昇 「…………」 シェリア 「何かご不満でも?」 昇 「色々と突っ込みたいけどアリガトウゴザイマス」 |
33..どうしても納得できない地球人の奇妙な行動は
シェリア 「どうして髪の毛そんなに気にするのかしら」
昇 「るせーっ! ふさふさの奴に俺の気持ちがわかってたまるか!」 アルベルト「そっとしておあげなさい。彼は必死に戦っているんですから」 シェリア 「そうね。一生物の付き合いみたいだし」←ひどい |
34..地球人はあなたの世界では救世主ですか
シェリア 「天使だったのよね。大元と話をつけたんだから、救世主?」
アルベルト「そのへんは本人に任せるしかないでしょう」 |
35..それを王道と(以下略)
シェリア 「王道なのかしら」
アルベルト「さあ。禿げと不幸だけが友達の(ひどすぎ)あの人がねえ」 昇 「アンタが外道なんだ!!」 |
36..あーあ。
昇 「俺、本気で人生をあやまったような気がする(涙)」
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37..身分証明を必要とするシステムがありますか
例:関所や国境を通過する際に必要 シェリア 「ほとんど顔パス?」
アルベルト「そうですね。一国の公女と神官ですから」 |
38..37で「はい」と答えた方、地球人の分、どうしましたか
シェリア 「二人の護衛と弟子ってことで顔パス。身分証明書も作りたいならいつでも作れるわよ」
昇 「いつの間にそんな裏工作が(汗)」 |
39..37で「いいえ」と答えた方、がんばって文明を発展させてください
シェリア 「あなたがここに来た時から。アルベルトがぱぱっと」
昇 「相変わらず俺の人権無視なんですね」 シェリア 「いいじゃない。昇だもの」 |
40..地球にはない病気が絶対あると思うんですが、いかがでしょう
アルベルト「あったとしても大丈夫ですよ。馬鹿は風邪ひかないといいますし」
昇 「俺、これでも頭はいいほうなんですけど」 |
41..地球人は健康的だなあとか思いません?
シェリア 「健康というより頑丈ね」
アルベルト「なぐっても踏みつけてもびくともしませんからね」 |
42..水はどのように確保してますか
シェリア 「普通にただで飲めるわよ?」
アルベルト「顔パス&献上品でまかなってますから」 昇 「アンタらどこの悪代官寒だ」 |
43..それを飲んで、地球人お腹こわしませんでしたか
アルベルト 「一国のお姫様に危害があれば大変ですから。そのあたりはぬかりないと思いますね。あったら自分の首をしめることになるでしょうし」
シェリア 「でもちゃんとできるところは自分でやってます」 |
44..地球人がホームシックにかかってます。なぐさめてください
シェリア 「そうだったの?」
昇 「某極悪人で腹黒で人でなしの師匠から逃れたい(ぶつぶつ)」 アルベルト 「ではさっそく強制送還してあげましょう(手には特大級の壷」 昇 「アンタ、いつもそれどこから出してんだ!」 アルベルト 「企業秘密です」 |
45..お箸はこう使うんです
シェリア 「ちゃんと使えます。アルベルトに教わったもの」
アルベルト「訪問先の最低限のしきたりは覚えなければ、相手に失礼ですからね」 昇 「なんで空都のアンタが地球の文化に詳しすぎるんだ」 アルベルト「勉強しましたから」 |
46..どう考えても作者の陰謀としか思えないような出来事はありましたか
シェリア 「女装?」
アルベルト「『他のキャラではできないと思った。こいつならやり遂げてくれる』だそうです」 昇 「もう嫌だ。こんな扱い」 |
47..作者に文句でもお礼でも
シェリア 「もう少し顔がよくてカッコよくても良かったと思うけど」
アルベルト「無理を言ってはいけません。そこが彼の持ち味なんですから」 |
48..法に触れない程度にがんばってください
シェリア 「そうね。ハゲと不幸と戦う人だもの」
アルベルト「『斜め四十五度の下り坂人生をおくる人』とも作者は言ってましたよ?」 昇 「頼むからもっといい二つ名を考えてください(滝涙)」 |
49..これは“わさび”と言って、とてもおいしいものです。どうぞおひとつ
アルベルト「この清涼感が清々しい。最高級の緑茶がほしいところですね(涼しげに)」
昇 「なに優雅に特上寿司食ってんだアンタ」 |
50..まともにしゃべれるようでしたら、最後に質問の感想をドウゾ
シェリア 「最後までお付き合いいただいてありがとうございました。公女として礼を言います」
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